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<速さ>と<正確さ>、ニュース記事翻訳では特に厳しく要求される2点です。両方を同時に満たさないと、速報性と信頼性というニュースの命が奪われてしまいます。ニュースは24時間とめどなく入り、次々記事を上げていかないと商品性が全くなくなる仕事です。翻訳はハイスピードで、しかも間違いがあってはなりません。
ところが、このしんどさはそのままこの仕事の面白みにつながっているのです。処理する記事が多いということは、出会える人々や事柄も多いということですから。
時間や紙面の制約上、普段新聞やテレビが伝えてくれない出来事とも、ニュース翻訳をしていると出会うことができます。同じことの繰り返しがないので、飽きることもありません。しかも、しばしば、新聞よりもテレビよりも速く起きた出来事を知ることができます。
<自分を進化させる4つの指針>
「プロであれ」―甘えは許されない。
「ニュートラル(中立)であれ」― 翻訳ニュースには、記者と翻訳者という少なくとも2人の人間が、事件と読者との間に介在しています。だからこそギリギリまで意識的に、何者にも偏らない言葉を探し、選び、事実を公平に伝えて、読者に判断材料をお届けする必要があります。
「何がニュースかを常に考えろ」― 読者にお伝えすべきことは何なのか。この言葉で伝わるのか。自分の知見を最大限動員して考えた末できたものを校正・編集担当者に委ねます。
「記者になれ」― 新聞記者になりきること。ニュース翻訳は単なる英語から日本語への置き換えではなく、生の英文記事を、自分を通して日本語の新聞記事に生まれ変わらせること。そこまで出来て初めて記事が商品になる。! |
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<一日の仕事の流れ>(夜担当)
23:00 出社、申し合わせと連絡事項の確認。
23:10 記事翻訳開始 ※ひたすら翻訳
6:00 休憩
7:00 記事翻訳再開。ラストスパート
8:00退社
※ ひたすら翻訳の中身
文章解析:英文和訳をしながら内容を把握。
事実確認:登場人物・地名・会社名・英文綴り・日本語表記の確認。他のニュースサイトと照らし合わせながら事実関係の正確性を確保。文章構成:通信社から送信される記者の生の記事を日本語新聞記事に文章組み換え。
やりとり:微妙な表現、差別語の取り扱いなど多少でも迷いがある場合は、チームメンバーと相談した上で、書き方を決定。 |
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